片道の切符を ふざけたふりで とりあげる

 

 

重大発表から数日が経ち、それぞれのトラジャ担さんにそれぞれの感情や意見があって、共感することも気づきになることもたくさんありました。ここからは、近い将来振り返るために勢いで書いた今抱いている気持ちなので、いちトラジャ担の気まぐれ文章としてよかったらご覧ください……

 

 

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3月3日インスタライブのお知らせ。

小さな画面の中でも生で動くリアルタイムの彼らを見ることができる貴重なツール。過去3回なんだかんだで中村さんの絶大な権力なおかげでアーカイブが残っていたけれど、今回はそうもいかないらしい。しかも7人声を揃えてリアルタイムで見てほしいと伝えてくれた。だからいつもとは種類の違う何かであることは察していた。だけどトラジャの勢いもどんどん加速していくのを感じる日々の中、ましてや外を歩いていても春の匂いを感じることが多くなってきて、私は「いつもとは違う」ということを明るい意味でしか捉えていなかった。お仕事を終えて足早に帰り、ご飯もお風呂も全部済ませて、もう完全に喜ぶ準備はできていた。

 


インスタライブが始まって、私はいつも通り画面にぎゅっとおさまる7人をニコニコ見つめていた。そんな中で姿勢を正した彼らが発表したのは「無期限の渡米修行」。そう聞いた瞬間の私はどんな顔をしていたのだろう。勝手に頭の中で繰り広げていた期待とか想定とかがグルグルグルと巻き戻って、シナリオが真っ白になった気がした。彼らの説明は私の思考停止を待ってはくれず、話の内容を飲み込めないままただただ受け止める時間が続いた。寂しさなのか驚きなのかはたまた怒りなのか、恐らく全てが入り混じってパニックで泣きじゃくっていた。配信が終わり友だちに泣きながら電話をした。まとまっていないそのままの気持ちを叫んでいた。「そりゃ悲しいよね」「急には受け止められないよ」優しい友だちはずっと話を聞いてくれた。泣きじゃくって目が腫れあがった次の日だって私は日常を続けなければならず、自分の気持ちが分からないまま、ただ事実を受け止められない状態で働いた。人間って落ち込むと本当に下を向いて歩くし、自然とため息も出る。わっかりやすく落ち込んでいたからか、その日はトラジャ関連の話題を振られることはなく、逆に昨日のことは私だけが見た夢だったんじゃないかって思えちゃうくらいだった。そこから時間が経ってトラジャの言葉、トラジャ担さんの多様な意見をみて、今私自身はどう思っているのだろうか?とぐつぐつ考えてみた。

 

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①「会えなくなる」から悲しいのか?

ん〜考えても考えてもやっぱり辿り着くのは悲しいだった。けど私の場合、ちょっと悔しいに近いのかもしれない。たくさんのトラジャ担さんの気持ちや意見を見ていく中で、「現場がなくなり会えなくなること」が悲しいの正体である方が多いと感じた。確かに、会えないのは悲しい、悲しすぎる。だって直接会うとたくさんのパワーを貰えるし、会うために頑張ってるみたいなところあるもん。日常のための非日常。日本に残された私たちは日常を生きるしかなくなる。だから「行かないで」って思う。その気持ちはもちろん私の中にもあった。だけどそれは一部であって、悲しさの大部分ではないように思った。正直トラジャが日本にいたって自分が会いたいと言ったら会える関係性ではないし、チケットが与えられなくて泣く泣くおうちでレポを見る経験だって山ほどしてきた。今でさえリアルタイムで彼らを感じられる機会が多くなってきて、彼らが近くにいると思ってしまうけれど、そう言ったってアイドルとファン、年に一回会場で会えたらラッキーだよねくらいに思っている。だからファンと繋がる全ての手段を絶ってアメリカに行くのなら、それはそれは悲しいけれど、ただ現場がなくて会えないということに対しては、私としては今に始まった悲しさではないように思います。もちろん会えなきゃイヤだし、とっっっても会いたいのだけれど!!!

 

 

②君たちはもう充分頑張ってるよ!

だったら私は何に対して悲しさ、悔しさを抱いているのだろう。それはたぶん「まだこの7人におめでとうと言えないこと」に対してだと思う。アメリカに修行をしにいくと聞いて、いやいや今までの日々のなかで君たちは充分修行をして鍛え上げられてきたよ…と思いました。ずっとずっとゴールテープを切るために目の前のことに真摯に取り込んで走り続けてきたのに、やっとラストスパートかと思ったところでゴールテープが遠のいたような。走るのは彼らだけど、トラジャ担も沿道から応援したり追い風を吹かせたり…出来ることをしてきて、トラジャともトラジャ担とも「もう少しだね」なんて言い合ってた気がしていたのだけどなぁ。もう歩みを止めていいよという意味ではなくて「今のままで充分幸せだよ」って言いたいし、彼らがもう「僕たち頑張ったよね」って安心した顔で笑い合える状態になってほしい。彼らが自分たちの頑張りを認められるようなご褒美をあげたい、おめでとうって言いたい。そう言ってもいいくらいのところまで来ていると思っていたのです。だからこの渡米の決断は「まだまだ頑張らなきゃいけない」ということのように思えて、悔しくなりました。充分頑張ってるもん、トラジャもトラジャ担も。

 

 

③フラッシュバックするあの日

自分はこんなにも悲しいのに、好きな人たちは明るい決断だと笑いながら言う。二度と経験したくはないと思っていた出来事、あ〜〜残酷にも二度目だ、と思った。正直今回の発表を聞く前、インスタライブが始まったすぐ、なんかいつもと違うなって思っていた。いつも素を届けてくれる彼らが、一枚ベールを身に纏っているような不思議な感じ。発表した後も、彼らが彼らに言い聞かせるように前向きな言葉を口にする。自分と彼らの間にこんなにも温度差を感じたことはなかった。ワガママなのは百も承知で、どうしても「僕たちだって悲しいよ」って言ってもらいたかった、この気持ちはあのときと全く同じだった。好きな人たちが揃いも揃って(国内)活動休止、ここまできたら私が疫病神なのかな?と思えてきた。なかなか推しを増やすということができない私は、他のグループを応援している人たちが羨ましく思えてしまった。

 


だけどよく考えてみた、

活動休止という決断は、これから先も「このメンバーで」「この事務所で」続けていくための選択肢なのではないか。メンバー1人が抜けるのではなく全員で活動を休止する、この事務所でのデビューを諦めるのではなく全員で渡米をする。目先の悲しさに気を取られて気づけていなかったけれど、好きな人たちみんな、ジャニーズとして、このメンバーで続けることを優先してくれているんだと思った。もっとファンが悲しむであろう選択肢と引き換えに、今この選択をしてくれている。長く続けるためにこの選択をしている。なんで私ばっかり悲しい経験ばかりするのだろうなんて思っていたけれど、な〜んだ私の好きな人たち、ファンのためにすごくすごく賢明な選択をしてくれていたんだ、なんて思えるようになりました。

 

 

④好きな人が頼もしかった

自担はとっても優しくて温かい心の持ち主です。だからこそ時々その想いが整った言葉に上手くはまり切らないことも多い印象があります。なので自担がコメントを任せられたときは、がんばれがんばれ!という気持ちで見守ることが多くて、今回も同じ気持ちで彼から出る言葉を待っていました。けれど彼は私が思う何倍も頼もしかった。ちゃんと私たちに届くような言葉を選んで、ここに至るまでたっくさん考えてくれた彼の優しさをすごく感じました。その姿勢が彼の誠意のように思えて、応援している身としてすごく嬉しかった。いつも周りにおねだりしているような人だけど、いざとなるときに頼れる人。やっぱり好きだなぁなんて、悲しみのさなかにも、そんなことを感じていました。

 

 

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発表後、事務所内外問わずたくさんの応援と励ましが7人に送られていました。それはもちろんトラジャへの励ましであるのですが、トラジャ担である私への励ましにもなりました。今でも出来ることなら行かないでって思ってしまうけれど、トラジャにはたくさん味方がいる。さすがにここまで応援してきたら、この7人が裏切るような人たちではないことだけは分かります。7人を好きなことに変わりはない。だってぐしゃぐしゃに泣きながらでも「みんなのお守りになるように」って言って撮ってくれた写真、しっかりホーム画面にしていたよ。これをお守りに、今はまだ全然平気じゃないけれど、乗り越えたね、私たちまた強くなったね!って思える日が来ることを願っていようかと思います。


それまでどうか健康で、お互いに頑張って成長して、満足した顔でおかえりとおめでとうを言えますように!!

 

そして、いつかこの文章を読み返したときに、「これでよかった」と思えていますように!!


to 中村海人さん

他の人のところになんて絶対行かないからな!!

ここまできたらそう簡単に離れると思うなよ!!

^_^👍🏻

 


長々とした文章を読んでいただき、本当にありがとうございました。